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白川真裕(SHIRAKAWA Mayu)

博士(心理学)

埼玉県出身。幼少より利用していた病院の増改築工事を機に,環境が人の心理に与える影響について漠然と興味を抱く。大学入学後,環境心理学者である羽生和紀教授(日本大学)に出逢い,自分の経験と「環境心理学」という領域が結びつき,施設環境の研究を志す。大学院在学中は,医療施設における環境評価のメカニズムを包括的に説明するモデル構築を目的とした一連の研究を行った。
現在は日本大学文理学部人文科学研究所の研究員として,医療施設環境の研究知見および環境心理学研究の方法論を踏まえ,臨床心理士と共同で,心理面接室環境を対象に研究を実施している。また,対象を都市環境に広げ,地域における犯罪予防の研究に携わり,犯罪・防犯情報の接触と予防行動の関連についての研究や,介入による効果検証の研究等も実施している。その他,書籍「シリーズ心理学と仕事 環境心理学」(北大路書房,2017年)において分担執筆を担当し,オフィスや教育施設,高齢者施設,医療施設等の施設環境と,人の生活や仕事の関わりについて紹介している。以上のように,環境心理学のバックグラウンドの下,様々な立場・視点から環境の快適性やニーズ,安全性についての研究を行い,成果普及に取り組んでいる。

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白川真裕: スタッフ紹介
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